Scorpions(スコーピオンズ)は、1972年にデビューしたドイツ出身のハードロックバンドです。
いわゆるジャーマンメタルですが、Helloween(ハロウィン)やGamma Ray(ガンマ・レイ)のようなゴリゴリのジャーマンメタル臭さは感じません。

“サソリ”というバンド名を見て、相当メタル色が濃いんじゃないかと思って敬遠する人がいるかもしれません。
でも、とてもメロディアスな曲も多く、イカツイ怖いお兄さん達でなくてもきっと好きになれるはずです♪
毎度のことながら、彼らの代表曲などを楽譜やレッスン動画などとともに紹介していきます。
この記事にリンクの楽譜は、Ultimate-Guitar.comに掲載のものです。パソコンでの閲覧を推奨します。
↓ 楽譜の詳細はこちら。

↓レッスン動画やカヴァー動画をスロー再生させる方法が知りたい方は、こちらをご覧ください。

メンバー
現在のメンバーは、
Klaus Meine(クラウス・マイネ) ヴォーカル
Matthias Jabs(マティアス・ヤプス) リードギター
Rudolf Schenker(ルドルフ・シェンカー) リズムギター
Pawel Maciwoda(パウエル・マキオダ) ベース
Mikkey Dee(ミッキー・ディー) ドラム

かつては、ルドルフの弟であるMichael Schenker(マイケル・シェンカー)やUli Jon Roth(ウリ・ジョン・ロート)という超絶ギターヒーローが在籍していたこともあります♪
Michael Schenker(マイケル・シェンカー)
1969~1973年と1978~1979年にスコーピオンズに在籍。
マイケル・シェンカーは、弱冠17歳でスコーピオンズのデビューアルバム“Lonesome Crow(恐怖の蠍団)”でリードギターとして参加しました。
今現在もMichael Schenker Group(マイケル・シェンカー・グループ:通称M.S.G.)で活躍しています。
白黒ツートンのフライングVがトレードマークです。
↓“Armed & Ready”
ソロ以外は、それほど難しくはないと思います。
↓ソロのレッスン動画
↓“Armed & Ready”が収録されたアルバム“The Michael Schenker Group(神~帰ってきたフライング・アロウ)”
このアルバム名から日本ではマイケルのことを“神”と呼んだりします。
Uli Jon Roth(ウリ・ジョン・ロート)
1973~1978年にスコーピオンズに在籍していました。
ウリ・ジョン・ロートは、より高音を出すために制作された32フレットまであるスカイギターの考案者で、ソロなどで活躍しています。
見た目から“仙人”と言われたりします…。
↓“Virgin Killer”

かっこえ~♪

メインリフだけでもコピーする価値ありですね!
↓ソロのカヴァー動画
↓スコーピオンズ在籍時ナンバーのライブアルバム“Scorpions Revisited”
Rudolf Schenker(ルドルフ・シェンカー)
さて、結成当初からのリズムギター、マイケルのお兄さんであるルドルフ。
スコーピオンズのリーダーです。
たいていのバンドのリズムギターは控えめというか、リードギターの陰に隠れて目立たないことが多いですが、このルドルフのリズムギターは一味違います!

切れ味抜群!ヴォーカルやリードギターと同じように目立ってます!
でも、ヴォーカルやリードギターの邪魔をしないリズムギターの鏡のような人です♪
ルドルフも弟マイケルと同様、フライングVを愛用しています。
主要アルバム・楽曲
“初心者でも簡単に弾ける“とは言えないかもしれません…(^^;
でも、気に入ったフレーズがあれば、それだけでも良いのでぜひ弾いてみてくださいね♪
Rock You Like a Hurricane
1984年発表のアルバム“Love at First Sting(禁断の刺青)”に収録された迫力のあるハードロックナンバー!
スコーピオンズの楽曲の中でも1、2を争う人気ナンバーです♪
メインリフはパワーコードだけで弾けます!!
↓レッスン動画その1
↓レッスン動画その2
Believe in Love
1988発表のアルバム“Savage Amusement”に収録のバラードナンバー。
サビへと続くドラマチックな展開はシビれます♪

初心者の私でも弾けそうです♪
Wind of Change
1990年発表のアルバム“Crazy World”に収録のナンバー。
冷戦の終結(旧ソ連の改革)を歌った名曲。
この曲により、スコーピオンズはロシアの親善大使として迎え入れられることになります。
ドイツだけで600万枚を売り上げたといわれるモンスター・ナンバー!
↓レッスン動画
Tease Me Please Me
“Wind of Change“と同じくアルバム“Crazy World”に収録の明るいハードロックナンバー!

“Wind of Change“のようにメッセージ性のある重厚なナンバーも良いですが、こういう軽~いナンバーも大好きです。
↓カヴァー動画
No Pain No Gain
1993年発表のアルバム“Face the Heat”に収録された力強いロックナンバー!
これくらいのスピードの曲であれば、ギター初心者でも挑戦できるのでは…?
※良い動画がなかったのでリンク貼るのはやめておきます…T_T
どなたか分かりやすいレッスン動画をアップしてください!
All Day and All of the Night
2011年発表のアルバム”Comeblack”に収録のキンクスのカヴァー♪

カッコいい!
↓キンクスはこちら

最後に…
スコーピオンズは、2010年に一度解散宣言をしています。
でも、まだまだ根強いファンが多く、アルバムセールスも好調でツアーも大盛況だったことから、この解散宣言を撤回することとなり、現在でも元気に活動を続けています♪

ハードロック界の大御所たちは、なかなか引退しません!
でも、元気なじいさん達を見ると、まだまだ自分も負けていられないと思いませんか?
今後とも、いっぱい名曲を生み出していただきたいと思います!
↓2015年に発表されたアルバム“Return to Forever(祝杯の蠍団)”から“Rock’n’Roll Band”
ベスト・アルバム
↓2008年発表のベストアルバム
↓2017年発表のバラード・ベスト



