The Cure(ザ・キュアー)は、1978年に結成されたイギリス出身のロックバンドです。
バンド初期は、パンクの色合いが濃い音楽でしたが、メンバーの入れ替わりとともに音楽性も変わっていき、ゴシックやオルタナティヴに分類されるようになりました。
曲、詩の内容ともに暗いものが多いですが、メロディはキャッチーでロマンティックなものも多く、サウンドは非常に透明感があります♪
2019年、”ロックの殿堂”入りが決定しています。
Robert Smith(ロバート・スミス)
キュアーは、メンバーがかなり入れ替わっていますが、バンドを立ち上げた中心人物であるロバート・スミスは現在でもキュアーで活動しています。
というか…、これだけ頻繁にメンバーチェンジが行われると、ロバート・スミスのワンマン・バンドと言っても過言ではないかと思います。
イギリスのカルト・ヒーローとして愛され続けているロバート・スミス。
バンドでは、ヴォーカル・ギターを担当しています。
バンド結成当初は、文学青年のようなスタイルでしたが、徐々に白塗りに真っ赤な口紅、真っ黒なアイシャドウにボサボサ頭というゴシックスタイルが定着しました。

今では、ポッチャリさんになってしまいました…^^;
使用機材
ロバート・スミスのシグネチャーモデルのギターがSCHCTER(シェクター)から出ています。

また、ロバート・スミスは、全てBOSSのエフェクターでそろえているそうです。
影響を受けたアーティスト
キュアーは、日本ではあまり馴染みがないように思われますが、Megadeth(メガデス)をはじめ、キュアーの影響を受けたと公言するアーティストは多くいます。
最近だと、Pale Waves(ペール・ウェーヴス)がキュアーに影響を受けたと言っています。

日本では、特にヴィジュアル系のアーティストに濃い影響を与えているようですが、L’Arc~en~Ciel(ラルク・アン・シエル)、BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)、スピッツなども影響を受けていると言われています。

つまり、キュアーを知らない日本人も、これらのアーティストを通じて、間接的にキュアーの影響を受けていることになるわけですね…?

そういうことになりますね!
ちなみに、ジョニー・デップ主演の映画”シザーハンズ”もキュアーの影響を受けているそうです。
↓シザーハンズ
おすすめの曲など(楽譜・レッスン動画などリンク付き)
みなさん、いろいろな趣味があるので、”好き・嫌い”はあるかと思います。
でも、”キュアーのアルバムに外れなし”と言われるほど作り込まれた楽曲が多く、またギターもそれほど難しいものはないので、おすすめの曲は多いです。
ただ、ギターの出てこない曲もいっぱいありますが…。

できるだけキャッチーでノリが良く、ギターで弾いていて気持ちのいい曲を選んでみました。
基本的に、ギターは同じフレーズの繰り返しでクセになるものが多いですよ♪
他にもいっぱい良い曲があるので探してみてください!
いつものように楽譜とレッスン動画などのリンクも貼っておくので、ギター練習に活用してみてください。
Guitar Proは、Ultimate-Guitar.comに掲載のものです。パソコンでの閲覧を推奨します。
↓ 楽譜の詳細はこちら。

↓レッスン動画やカヴァー動画をスロー再生させる方法が知りたい方は、こちらをご覧ください。

Boys Don’t Cry
1979年に発表されたセカンドシングル。
このとき、ロバート・スミスは、若干20歳!
↓レッスン動画
In Between Days
1985年に発表されたアルバム”The Head on the Door”に収録のナンバー。
ビルボードチャートに初めてランクインした曲です。
スピード感のあるアコースティックギターの演奏が気持ちいいです♪
↓レッスン動画
The Blood
これもアルバム”The Head on the Door”に収録のナンバー。

フラメンコ♪
↓カヴァー動画
Just Like Heaven
1987年に発表されたアルバム”Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me”に収録のナンバー。
ロバート・スミスが妻メアリーとイングランド・ビーチー岬の海辺の町に旅行に行ったことを歌った曲です。
キュアー初となる、アメリカのトップ40に入ったヒット曲。
↓たまには女性の先生の動画をどうぞ…!
Hot Hot Hot!!!
同じくアルバム”Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me”に収録のナンバー。
カッティングギターのファンキーな曲です。

いいね!
カッティングの練習したかったんだ…♪
↓カヴァー動画
このアルバムは、アメリカで初のプラチナアルバムとなりました。
Friday I’m in Love
1992年に発表のアルバム”Wish”に収録のナンバー。
キュアーの曲の中でも、とびきりポップなナンバーのひとつで、多くのリスナーに好評を得たキラキラ・ギターソング♪
↓レッスン動画
High
同じくアルバム”Wish”に収録のナンバーです。
エコーの効いたアルペジオの繰り返し…♪
↓女の子のカヴァー動画
このアルバムは、初の全米ナンバー1となるアルバムで、オーストラリアでも1位を獲得しています。
Mint Car
1996年に発表のアルバム”Wild Mood Swings”に収録の曲です。
キュアーお得意のキュートでポップなナンバーです。
↓ん~、あんまり良い動画なかったです…。
エコーずれてるような気がします…^^;
Cut Here
2001年にリリースされたキュアーの初めてのベスト盤”The Cure – Greatest Hits”に収録された新曲2曲のうちの1曲。
※この曲の楽譜は、残念ながらGuitar proはありませんでした。
↑は、Tab譜のリンクです。
↓また、先ほどの女の子のカヴァー動画です。
この曲は、ロバート・スミスの親友で、1997年に急死したThe Associates(アソシエイツ)のBilly Mackenzie(ビリー・マッケンジー)に捧げた歌とのこと。
↓参考までに、アソシエイツの”Party Fears Two”です。
Just Say Yes
ベスト盤”The Cure – Greatest Hits”に収録されたもう一つの新曲。
ノリノリなダンスナンバー♪
※レッスン動画などは見当たりませんでした…(T_T)
なお、デュエットしている女性シンガーは、Republica(リパブリカ)のSaffron(サフラン)という方です。
↓リパブリカの”Ready to Go”

う~ん♪
カッコいい!!
↓Tab譜付きレッスン動画
その他
『夏本番までにギターを練習しておこう! ~題名に”Summer(夏)”の付く曲15選~』という記事では、”The Last Day of Summer”という曲も紹介しているので見て行ってください!




