ギター初心者のみなさん。

上手く弦が押さえられない。
とか……、

弦が硬くてチョーキングができない。
とか、悩んでいませんか?

そんなあなたのために、弾きやすいギターのセッティング方法をまとめてみました!
ただし!…ちょっと、邪道かもしれません…

エレキギター・邪道編?
アコギ編とか正道編とかって、あったっけ???

ありません。
私、アコギ持っていません!
でも、アコギにも使えます!
…たぶん…

今後、普通のセッティング方法も紹介するんですか?

しません。
そういうのが知りたいのであれば、ちゃんとしたサイトいっぱいあるので、そちらを参考にしてください。
では、禁断の邪道編のはじまりです!
若干、普通のセッティング方法も紹介しています…♪
弾きやすいギターを選ぶ

よくある方法の一つがこれ…。
でも………

そんなに何本もギター買うお金なんかないわ!!

…ですよね。却下!
はい、次!!
弦のゲージを細くする
これは邪道でも何でもありません。
当たり前のことです。

考えるまでもなく、細い弦の方が断然楽に押さえられます♪
ここは、売られている中で一番細いヤツを黙って買うべし!!
↓たぶん、これが一番細いです♪
ERNIEBALL(アーニーボール)の弦は、他のメーカーに比べて若干柔らかいと感じますし、張り替えたばかりの音のツヤは最高だと思います♪
ただ、すぐに錆びますけどね…。
ネックの反りを直す
これも邪道なことではありませんが、ネックの反りも弾きやすさに影響します。
季節の変わり目(湿度の変化)には、特に注意しましょう!
↓ネックの反りの確認方法
↓逆反りネックの調整方法(順反りは、回す方向が逆になるだけです。)
弦高を低くする

弦がビビるくらい弦の高さを低くしてみましょう。

えっ!?
でもでも、普通のギターのセッティング方法のサイトなどでは……
『弦高を低くした方が弦を押さえやすくなりますが、低くし過ぎると弦がビビって雑音が入ったり、サステイン(音の伸び)がなくなったりするので注意しましょう!』

…などと書かれていますよ!

そうですね。
でも、弾きやすさを求めるのであれば、“ひとまず”そういう記載は無視してください!
だって、考えてみてください。
あなたは、今、ギターが弾き難くて上手く弾けないんですよ?
弾けないのに、音の質を求めても仕方がないですよね?
そういうことは、弾けるようになってから求めましょう!!

な~る…(T_T)
↓ストラトの弦高調整の方法
↓レスポールの弦高調整の方法など

最も邪道な方法【音程を下げる】

最も邪道な方法で、かつ私が最もお薦めする方法が『音程を下げる』ことです。
分かりやすく書くと、『レギュラー・チューニングの曲であっても、“1音下げ”や“1音半下げ”チューニングで練習してみましょう。』ということです!
分かりますよね?
レギュラー・チューニングだと、弦が思いっきり引っ張られているから“堅く”感じるんです。
なので、それを“緩め”て“1音下げ”や“1音半下げ”チューニングにしてしまえば、当然、弦の張力が緩まって弾きやすくなるということなんです。
“半音下げ”という方法もありますが、ここは思い切って1音以上下げてしまいましょう♪

“邪道”と書きましたが、実はこれ、プロのギタリストでも実践している人、結構いるんですよ♪
“Same Ol Situation” – Mötley Crüe(モトリー・クルー)
Mötley Crüe(モトリー・クルー)のギタリストであるMick Mars(ミック・マーズ)は、ほとんどの曲を1音下げチューニングで弾いています。
張力のないベロンベロンの状態で弾いて、あのネバッこいヘヴィな音を出しているのです。
80年代ではミック・マーズのように1音下げチューニングで弾く人は多くありませんでしたが、最近のハードロックでは“1音下げ”や“1音半下げ“が主流だったりします。
…っていうか、もっと音程下げていたりします!

バンドでも音程を下げてやれば、ヴォーカルが楽になるかもね!

そのとおり!
私もバンドでよくやりました。
レギュラー・チューニングと半音下げチューニングの曲などが混在していると、チューニング面倒臭いしね!
↓”半音下げ”など変則チューニングは、こちらをご覧ください。
1音下げ、1音半下げは、さらに半音、1音下げます。

モトリー・クルーの“Same Ol Situation”【1音下げ】
↓カヴァー動画
↓モトリー・クルーは、こちらもご覧ください。

“Blind Man” – Black Stone Cherry(ブラック・ストーン・チェリー)
もう1曲、音程を下げて弦をベロンベロン状態にしたヤツを紹介します。
南部臭プンプンのハードロックバンド、Black Stone Cherry(ブラック・ストーン・チェリー)の“Blind Man”【1音半下げ】
↓本人が弾いている手元をアップで映してくれています♪
Tux Guitarでの音程の下げ方

レギュラー・チューニングの曲の音程を下げると、元の曲と違う音になってしまい練習しにくいです…。

ですよね…。
なので、Tux Guitarで音程を下げる方法を解説していきます。
↓Tux Guitarは、こちらをご覧ください。

↑この記事の“チューニング変更”の説明の逆をやります。
『夏本番までにギターを練習しておこう! ~題名に”Summer(夏)”の付くおすすめ曲15選~』の記事で紹介したThe Ataris(アタリス)の“The Boys Of Summer”で説明します。

まず、画面左下のチューニングを変えたいパートを右クリックして、“トラックのプロパティ”をクリック。
↓“E A D G B E“とレギュラー・チューニングになっていることが分りますよね。
右下のレンチマークをクリックします。
↓赤枠で囲った部分の一番上が1弦で下に順に2弦、3弦を表しています。
音程を変更したい弦のところをダブルクリック(今回は6弦で説明)。
↓赤丸の所をクリックすると…
↓こうなるので…
”半音下げ”であれば”D#5”を選択。
”1音下げ”であれば”D5”を選択。
思い切って”1音半下げ”であれば”C#5”を選択。
つまり、現在選択されているものの1個上が”半音下げ”、2個上が”1音下げ”、3個上が”1音半下げ”になっているので、他の弦も同じ音程になるように選択していきます。
↓全音”1音下げ”した状態です。
最後に『音符を移調する』のチェックを外して”OK”で完了です。
全てのパートを同じ音程にすれば完成です♪

はい、いかがでしたでしょうかでしょうか?
いろいろ試して、「これだ!」という方法を見つけてみてくださいね!!



